もう、もう!!フェルナンド・デ・ラ・モレナ

ヘレスから、

フェルナンド・デ・ラ・モレナ(歌)

ドミンゴ・ルビチ(ギター)

アリ・デ・ラ・トタ(パルマ)

のそれはそれは素晴らしい3人が日本にやってきました。

10月18日ロスピンチョスでの公演。

前日には、35名限定のパーティが予定されていて

これは!!ぜったいに行きたい!とドキドキで行ってきました。

 

19時くらいに着くと、もう3人がいた!

ようこそ、日本に!そして福岡に来てくれてありがとう!!

70歳になるフェルナンド。初めての飛行機で初めての日本にやって

きてくれた。

自分の愛する土地を離れたくない彼らを説得してくれたかおりさん

啓子さんに感謝だ、ほんと。

みんなでロスピンチョスの美味しいごはん食べたおかげか

フェルナンドも気分がよさそう!

「えっ、ドミンゴがギターをホテルから持ってきてる??」

も、もしや、フィエスタが始まるの〜♪♪ひやーーー!どうしよ、どうしよ。

 

ついに、きたんです!!その時が!

アップしているモノクロ写真の真ん中が、私の目の前の光景。

信じられない、ヘレスに行ってもこんな光景そうそう見られたものじゃない。

ドミンゴがフェルナンドを誘うようにギターを引き出した。

ブレリアが始まったよーーー!「きゃーーーCDと一緒一緒」そりゃそうだ(笑)

もう、嬉しかった、ほんとに。

それから、ソレア。あーーだめだ、涙腺がだめになってきたよ、、

大好きなファンダンゴも、そしてロスピンチョスがヘレスにどんどん変わってきて

とどめは、シギリージャだよ。

みんなが、何一つ逃したくないと耳をかたむける、そして空にのぼるように

シギリージャが終わってった。

ここは、どこでしたっけ???私、今、何してる??

みんなの深い深いため息、なんなんですかねフラメンコ。

 

そしてそして、ブレリアのフィエスタがはじまり、アリが「いっちゃえよ!」って

目で誘ってくれた。

ま、ま、まさか、フェルナンドの歌で私が?ドミンゴのギター?アリのパルマで??

あまりにも光栄すぎて、というか、ほんと導かれるみたいに立ち上がらせてもらった。

踊ってて楽しかったのか??正直、それはわからない。

頭がびっくりしてそんなのわからない。

でも、歌は逃したくなかったからすんごい聞いた、一瞬を逃したくなかった!


引っ込んだあとに、私が崩壊した。

嬉しすぎて、やったーーーー!!って飛びはね、友に抱きつき、

そしたら、突然、大量に涙があふれてきた。

「こんな幸せなことって・・」だめだー止まらない、ひーーーーーん。

みんなの前で立ったまま号泣・・・すんません、ほんと。

 

なんか、抱きつく、そしたらフェルナンドがよしよしって

そしたらフェルナンドが、なぜかもらい泣き。

????なんで??、また号泣。

席についてもひーひー言っている私に、紙ナプキン渡してくれて、自分も涙拭いてて

もうその姿にまた抱きつく。

 

遠い遠い日本でフラメンコやってる、彼らのフラメンコの世界ではよちよちな私の

溢れてきた気持ちを受け止めてくれるフェルナンドにもうノックアウトでした。

なんて人なんだ、そしてヘレスにはなんて愛が流れてるんだって。

 

私にとって、本当に宝の時間になりました。

またずっと思い出してはほっこりしたり、感動を思い出して涙したりすることでしょう。

ありがとうございました、フェルナンド。そしてドミンゴ、アリ!!

 

そんなこんなの翌日のライブ。

ステージに出てきたフェルナンド。びしっとスーツに紫のネクタイ。かっこよすぎる。

ステージにあがる日は、何時間もかけてステージにむけて準備をすると聞いた。

ずっとずっと歌っている人が、それでもステージにかける思いは毎回真剣そのもの。

ステージでのフェルナンドは、雲の上の人でした。

一瞬で空気をヘレスに変えてしまう。ぴーーーったりと寄り添うドミンゴのギター、

彼の音色は大好きだ。

パルマのアリは、叩いているだけでブレリアだ、コンパスそのもの。

言うまでもなく、とんでもない夜になったのでした。

最上級の感動でした。みんな幸せになりました。

 

はぁぁ、思い出してはじーーんときます。

フラメンコを続けていてよかったです。

10年分くらいのご褒美をいただきました!

 

 

 

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