日本にプーロフラメンコの種を何十年も(30年とかでしょうか)撒き続けてきたコンチャバルガスの公演へ。脇を固めるメンバーもこれまた贅沢すぎました!!スペインでも観られない組み合わせです。今や、新宿ガルロチがなくなり本物のフラメンコを観る機会も少なくなりました。プーロフラメンコとは純粋なフラメンコ。ショーアップされているもの、作り込まれているもの、何かのテーマで構成されているものではありません。歌、ギター、パルマ、メンバーから発せられる人への愛、フラメンコへの敬意がその瞬間瞬間で立ち上り、内から沸き起こる目に見えない美しさを感じるのです。彼らの素晴らしい技術があってこそ、ですがそれだけでは成立しないのです。フラメンコは本当に謎めいています。やればやるほど分からなくなってきます。でも、やはり私は自然なフラメンコが好きなんだな、とまた実感でき癒やされるのでした。コンチャという長を囲んでみなが敬意を払い、内から放たれる感情とエネルギー(圧)、人生をうけとめ全力で応えていく、その渦巻く空気にフラメンコを感じます。そして、改めて思ったことは、「フラメンコはあの人たちのもの」。素晴らしいフラメンコアーティストたちの舞台を観るといつも思います。自分がやらなくても、観るだけで幸せ、だと少しナイーブに思ってきました。が今回はそんなこと吹っ切れましたね笑 私も何か勘違いしてましたような笑 近づきたい気持ちが大きかったんですね。それはこれからもありますが、きっとそこではありません。フラメンコという確立されている芸術を自分の解釈にせず敬意を払い学ぶこと、そして何よりも自分の内側に耳を澄まし私の表現を磨いていけばいいだけなのです。そこに幸せがあると確信しています。